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割とコンピュータよりの情報をお届けします。

2020年5月

VirtualBoxにUEFIモードでUbuntuをインストールすると

UEFIでは本当は不揮発性メモリにブートオーダを記憶することになるらしい.

仮想環境によっては,一度インストールするとそのままではisoファイルを起動デバイスにできない.

実際のPCではメーカによって起動順序を変える操作が可能になっているが,VirtaulBoxの仮想環境では,仮想ハードディスクに何も入っていないときにはCD/DVDドライブから起動できる.ところが,一度インストールすると起動デバイスが固定されるのではBIOSモードのようにF12などのキーを押していても仮想ハードディスクから起動するのでCD/DVDドライブから起動できない.
仮想環境では普通は新しい仮想ハードディスクを用意するからそのような仕様になっているのかと思う.ただし,isoファイルから起動したいことがあった.

sudo efibootmgr --bootorder '0001,0004,0000,0003,0002'

などを実行するとVirtualBoxでも起動順序を制御できる.

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2020/05/05 コンピュータ   TakeMe

Mondo Rescueが戻ってくるらしい

Mondo Rescueが戻ってきたらしいというのが正しいか?
Mondo Rescue最新版がもう少しでリリースされそう.というか3.3.0が新しいバージョンのようなのでリリースされたのか.
過去に書いた記事の訂正もふくめてもう一度確認した. 

Mondo Rescueは新しいバージョンの準備が進んでいるようだ.ubuntu用に使用できるパッケージも戻ってくるかもしれない.既にリポジトリにはMondo 3.3.0なるあたらしそうなバージョンがあがっている。
ところで,過去の記事では以下のようにすればmondo rescueをインストールできると書いていたが,これは今でも有効である

# wget http://www.mondorescue.org/ftp/ubuntu/16.04/mondorescue.sources.list
# sudo mv ./mondorescue.sources.list /etc/apt/sources.list.d/
# sudo apt-get update
# sudo apt-get install mondo

これだけだと sudo apt-get updateの後に「以下の署名は検証できませんでした: NO_PUBKEY 6BA8C2D220EBFB0E」などと出るので,

# sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys 6BA8C2D220EBFB0E
# sudo apt-get update
# sudo apt-get install mondo

と実行していく必要もある.

確認したところ,Ubuntu 18.04でも16.04のリポジトリを指定したまま使えた(16.04用のリポジトリのパッケージそのままインストールして使える)
少なくとも,Ubuntu 18.04でもapt-get install mondoでインストールは成功する.
どうもhttp://www.mondorescue.org/ftp/ubuntu/****/を開くと足りないパッケージがある場合には一つ前のバージョン用のバージョン用を足せば良いようだ.
/etc/mindi/mindi.confの編集も必要だ(新バージョンでは修正があったので多くの場合 mindi.confの編集が不要になったらしい.新しいバージョンの組み合わせを使ってほしいようだ).
ただし,仮想環境で確認していると,mondoarchiveはUEFIモードでインストールされたUbuntuの場合には実行中に失敗するなんでだろう(debian/ubuntu版の既知の問題らしい3.3.1以降になりそう)

多くのVPSサービスの場合,UEFIモードのようなESPパーティションを持たせないためBIOSモードが多いらしい.そう考えるとdebian/ubuntuでUEFIモードに非対応でも有用であることに変わりない.

(2023.06.08 新しい記事がある)

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2020/05/03 コンピュータ   TakeMe