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2019年03月17日

Mondo Rescueで持ってきたISOイメージ使ったVirtualBoxで確認

ひとつ前の記事ではUbuntuでMondo Rescueを使う場合について言っていた.
とりあえずソースやdebパッケージを使用してインストールが終わったら
バックアップを取って確認(いざというときに使えるかを確認)

参考としては以下の2つがよさそう

Mondo Rescue を使って バックアップしてVMへリストア(復元)をやってみた

ポイントとしては,リストアはVPSから持ってきている場合には環境が変わるので/dev/vdaを/dev/sdaに読み替えるという点と,
途中の操作でmkinitrdを実行するようにダイアログがでる.
しかし,Ubuntuでそれはできないので,YESを押して(ここで,chroot /が実行されるのでcd /bootで移動して)
update-initramfs -u
または
mkinitramfs -o /boot/initrd.img-4.4.0-120-genericなどを直接実行
すること.
ただし,Ubuntu 16.04くらいのバージョンでは実行環境がよほどの違いがない限りコマンドを打つ必要はなくそのままexitでもよい.

それから,VirtualBoxでやってみたら,
一応grubをインストールしましたなどと表示は出ているのだけれど
grub-installには失敗していることがある(指示通りなら環境によるが割とうまくいくらしい).その場合には,debianのインストールisoを使って,Rescue Modeでgrub再インストールを選んでもよい.

最新のMondo Rescueではパーティション作成までリストアの途中に行うと,パーティションのUUIDまで持っていってくれるので,fstabやgrub.cfgなどは直接編集することが不要になる.(このあたりは私は間違っていた.Ubuntu 10.04くらいのころの常識で使っていたが,今はダイアログに応えていったほうが簡単である)

(Linuxのバックアップ自体は,/bootなどは除いて/をrsyncでそのままコピーしてもよいがisoファイルが作れるところが良いところかな.
別にシステムが止まっていなくてもよい(ログファイルやデータベースなどで不整合が生じる場合があるので止めた方がよいのはもちろんだが)
べつにdebianのRescue Modeを併用してしまうなら,tarでも...という気もするが,
Modo Rescueを知っている人はわかっていると思われるが,
tarでバックアップを取る・DVDなどのサイズに応じて分割・リストアという操作にユーザーインターフェースを与えてくれているソフトである)

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2019/03/17 コンピュータ   TakeMe